★★
「ママレード・ボーイ」の吉住渉が描いたマンガ。
「ママレード・ボーイ」は傑作だけれど、これはちょっと…
その理由は「主人公の国友優架に魅力が薄いから」だと思う。
ちょっとキレイでカワイくて… しかし、人間としての魅力がどこにも描かれていないし、実際、そのようなものがあるとは思えない。
副主人公の根岸塔子にしても、石丸桂（この子が一番マシ）にしても同じ。
彼女らが誰と付き合おうと、誰と別れようと、「勝手にすれば」としか思えない。
まず彼女らが「なぜ恋愛をしたがるのか」について、きちんと描くことから始めるべきだったと思う。
