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実際にアニメ制作のスタジオにも所属していたマンガ家の石田敦子の作品。
アニメーターたちの日常をおもしろおかしく… だけではなくて、その貧乏さ、たいへんさ、故郷の父母との相克、友人たちの冷たい視線、性格の悪い上司・同僚、才能のない上司、高飛車な新人… といったアニメスタジオの現実もきちんと描いているマンガ。
99%がイヤでも、1%でも好きなことがあればいいじゃないか、そう思わせてくれるのがいいところ。
こうした現実を抱えているのはなにもアニメ・スタジオに限らない。
そんな意味でも、このマンガはアニメ・ファン以外にも、もっとたくさんの若い人たちに読んで貰いたいと思うのだけれど、まぁ、読んでも理解しては貰えないのかなぁ…
マンガばっかり
マンガ批評
