マンガばっかり

マンガ批評

神の雫

神の雫(1)
★★★
亜樹直の原作、オキモト・シュウの作画によるワイン蘊蓄マンガ。
稲垣吾郎によるドラマ化で有名な「ソムリエ」の後を継ぐ存在。
ワインについての蘊蓄はおどろくばかりだが、蘊蓄は少々鼻につくし、いいワインと悪いワインにそこまで差はないだろ! といったツッコミも入れたくなる。
欧米のワイン文化に親近感を持つ人にはいいだろうけれど、そうじゃない人に対しては「ワイン嫌い」を増やしてしまいそうな気がする。
「ソムリエ」が、ワイン文化を広く知らせるタイプのマンガだったのに比べると、ちょっと高級すぎると思う。
ワインのブログなどもやっているような私には面白く思えたのだが、一般のマンガ好きにはあまりオススメできない。