ちょびっツ

★★★★
ＣＬＡＭＰによる近未来マンガ。
さえない浪人生がかわいい人間型パソコンを拾ってくることから始まるというドタバタで、胸キュンで、萌え〜なマンガ。
自分にはおたくの要素がない、と思っているのだけれど、こういうのならいいかもしれない。
いきなり超カワイイ女の子型パソコンに出会って、美人の管理人さんがそれを影で支え、美人予備校講師が闖入してきて…　なんていうムシのいいストーリーは、いかにも男オタク向けであるような気がする。
が、やはり女性作家である高橋留美子の「めぞん一刻」がそうであったように（本作はあきらかにこれを下地にしていると思う）、女性側の気持ちにもそれなりに配慮があって、ただ都合がよいだけの萌えマンガになっていないところが「読める」のだと思う（レイアースは絵的にちょっとダメ…）。