マンガばっかり

マンガ批評

きみの勝ち

きみの勝ち
★★★
小畑友紀が2000年にはじめて出したコミック。
やっぱりおんなじような男の子が好きなんだな、と思う。
1冊の本に3つの恋バナが入っているが甘すぎると思う。
結局、元から両思いばかり…
それじゃぁ恋愛じゃない。
恋じゃないのが恋に変わっていったりするのが恋でしょう、とは思うけれど、そこが読切のつらいところ。
1回の掲載でうまくゴールに辿りつくことを繰り返すうちに、ようやく長期連載のチャンスをもらってマトモな恋愛マンガが描けるのだから、実にむずかしいシステムである。