マンガばっかり

マンガ批評

ハレハレなおくん

ハレハレなおくん(1)

ナカタニD.の故郷・神戸を舞台にした自伝的マンガ。
ヤクザの組長さんと元ミス神戸の間の子らしい…
昭和40年代を舞台にしており、作品としては、まぁ、悪くない。
しかぁし、これはほとんど「にくげなるちご」とダブっているのだ。
自伝的マンガであれば、ダブるのもしょうがないじゃないか、というフォローを入れる気にならないくらい、かなり悪質なダブり、というか二重発表である!
こんなことが許されるのだろうか?
マンガ界というのは、同じアイディア、同じような構図、同じような絵… を二度も繰り返して描いておいて、それで原稿料をもらっているばかりか、それぞれに別の出版社から別のタイトルで単行本まで出すということが許されているのだろうか?
それも1997年と2004年。
どっちも買ったワタシに対して、これはあまりにも申し訳ないとは思わないのでしょうか??