マンガばっかり

マンガ批評

とめはねっ


★★★★★
河合克敏による湘南を舞台にした鈴里高校書道部の話。
廃部寸前の書道部に、気弱なカナダ育ちの男子と柔道少女が加わるという「いかにも」な設定。
それでも十分におもしろい!
もちろん実際の書道部の活動なんて、もっともっとジミで素朴なものなのだろうけれど、字を書くこと、字がうまいといということ… そのおもしろさに気付いてもらうには十分なマンガだと思う。
ストーリーはもちろんだが、河合の絵の明るくて伸び伸びした感じも、こういう青春マンガにはよくマッチしていると思う。