2009-12-20 番線 ★★★★★久世番子のエッセイ・マンガ。「本にまつわるエトセトラ」という副題があるとおりの、全てのマンガ好き、小説好き、本好きに薦めたい1冊。『本屋の森のあかり』といった愛書家向けマンガもあるのだけれど、なんだか文学部の優等生っぽくてちょっと消化不良。そのあたり、こっちは時に脱線やら暴走やらをしながらも、しっかりとしたベースで本の表と裏を興味深く「学ぶ」ことのできる良書になっていると思う。同じ作者による『暴れん坊本屋さん』もオススメ。