マンガばっかり

マンガ批評

響子と父さん


★★★
石黒正数による家族ものマンガ。
あぁ、ほんと国民の原発に対する「信頼」にガッカリ。
ワイドショーはお抱え報道ばかりだし、御用学者の数は減るかと思ったら逆に増えるばかり…
ほんとにマンガでも読むしかないか、と逃避したい気分。
まぁ、それはおいといて、本作に関するコメントとしては、コメディとリアルの混ぜ具合が、自分にはちょっと合わないかなという感じだった。
女子大生の夢と現実を描いた「ネムルバカ」の姉妹作品といった感じだが、あくまでリアル路線をメインにした感じの「ネムルバカ」の方が入り込めた気がする。
「それでも町は廻ってる」や「ネムルバカ」のようにバカな女子高生・女子大生の話なら、それはそれで面白く読めるのだが、バカなオヤジの話はコワくなるだけ。
あ、また、原発の話に戻りそうになるのでこれでオシマイ…