マンガばっかり

マンガ批評

黒子のバスケ


★★
藤巻忠俊によるバスケット漫画。
あまりの存在感のなさから、天才的な活躍をするプレイヤー黒子テツヤとその仲間たちを描いている。
そこまで存在感が無い人間など、いないだろ… とは思うけれど、設定としては少年マンガっぽくて悪くないと思う。
しかし、巻が進むと、ギリギリで成り立っていた科学性というか常識性がひっくり返ってしまって、「テニスの王子様」のような空想漫画になりそうである。
まぁ、そんなことを言っても、「ドラゴンボール」に科学性や常識性がないと攻める人はいないだろうと言われればそれまでなのだけれど…
(No.694)