マンガばっかり

マンガ批評

りびんぐゲーム


★★★★
星里もちるの名を知らしめた人気マンガ。
バブル時代の東京の住宅事情を反映しての設定で、会社が一社員のアパートに引っ越してくるというドタバタ+ラブコメ
1990年から1993年連載の作品だが、途中でバブル経済の破綻が目に見えてしまったため、作者によれば大幅に内容の改変を余儀なくされたのだという(というのはwikipediaのネタです)。
のちの『ルナハイツ』や『怪獣の家』にも共通した構成だが、昭和36年生まれ、つまり青春時代にバブルで変わっていく日本を見た作者の原点は、ここにあるんじゃないかなぁなどと思う。
(No.717)