マンガばっかり

マンガ批評

夢かもしんない


★★★★★
星里もちるが1995-1997にビッグコミックスペリオールで連載していた中編。
少年時代に好きだったアイドルが幽霊となって妻子持ちの会社員・加勢のところに現われるという話…
まぁ、短く言えばそういうことになるのだが、会社の事情やら大人と子供の世界観、夫婦の事情、いろいろなものをマンガっぽく、しかし、描くべきことはきちんと描きながらのいいマンガだったと思う。
1990年代後半に連載されていたというのだが、ちょうどこの頃はマンガ断ちをしていた頃なので、同時代感はない。
今にして思えば、あそこまでしなくてもよかったのかなぁ…
(No.824)