マンガばっかり

マンガ批評

連載終了!


★★★★★
巻来功士による漫画家マンガ(連続してますね)。
サブタイトルは「ジャンプ黄金期の舞台裏」。
ジャンプの暗部を出す、告発ものなのかと思って読み始めたが、もっと正々堂々と、いいものはいいと悪いものは悪いと言い切っているマンガであった。
黄金時代のジャンプで中堅作家として活躍していた巻来の編集者とのやりとりを基にしたマンガで、ことに参考になるのは、作中にも実名で登場する編集者の堀江信彦との対談。
なるほどなぁ、と思う。マンガを描く人はもちろん、マンガ研究者にも役に立つ対談であったと思う。
(No.949)