★★★★
東村アキコによる「海月姫」のスピンアウト作品。
天水館の持ち主が、土地とアパートを売って、韓国でどういうことをしていたか、というどうでもいいことについてのマンガ。
東村アキコもほんとにテキトーに描いていると思うが、こういうテキトーというのは非常に大事ですね。
テキトーだからこそ本音が出て、時代の真実があぶり出されると思うから。
2010年代のおばさんたちがどういうことを考えながら生きていたかの証言になります。
まぁ、そういう証言って、別に普通に生きている分には度でもいいものなのだけどね。
(No.989)