マンガばっかり

マンガ批評

シオリ エクスペリエンス


★★★★★
永田悠幸・町田一八による王道の熱血根性バンド漫画。
ジミな英語の女性教師にヘンなおじさん(ジミ・ヘンドリックスおじさん)の霊が乗り移る… という漫画。
今、書いて思ったけれど、JASRACは表示が出ていたけれど、ジミヘンとかカート・コバーンとかの著作権やら肖像権やらはいいんだろうか?
まぁ、幸福の科学出版では、日野原重明さんの霊言を本にしているどころか、『小保方晴子さん守護霊インタビュー』まで出しており、これは本人の写真まで出ているけれど、本人は了解してくれたとも思えないのだけれど…
うーん、守護霊や霊言と言えば、本は出せるのか???
ともあれ、ジミな女性教師の下に、一人二人と、脛に傷を持った人たちが集まって、だんだんとレジェンドが生まれてくるような予感をさせてくれたのが読了した9巻までの感想。
もちろん、こういう漫画はたくさん読んできたので、最後はなんやかんやでうまくいくんだろう、くらいのことは予想できるのだが、そこまでの経緯で、ちょこっと外したり、あれっと思わせたりするスパイスの利かせ方がうまいように感じた。
まぁ、私の好きなジミ・ヘンドリックス先生をギターの神として畏敬してくれているというあたりで、そもそも評価が高いというのもあるのだけれど…
(No.1028)