マンガばっかり

マンガ批評

アオアシ


★★★★★
小林有吾によるサッカーマンガ。
13巻まで一気読みしたが、たしかにそうやって考え、そうやって動かないといけないんだろうなぁと思っって、たいへんだなぁ、と思った…
イナカ育ちの少年が東京のユースに入団してから、少しずつサッカーを学んでいくという話なのだが、ただの集中力やら身体的能力で終わらせておらず、これまで何冊か読んできたサッカーマンガの中では異色、にして、本格的なものであった気がする。
とはいっても、所詮はマンガの世界であって、実際のサッカーとは、また違うのであろうが、それはいいんだと思う。
ホントであることよりホントっぽさ。
誰も殺し屋になったこともないし、なることもないのだろうが、それでも殺し屋のリアルっぽい「ゴルゴ13」が読み継がれているのと同じことだ。
(No.1047)