マンガばっかり

マンガ批評

北北西に曇と往け

 

★★ 

入江亜季による、アイスランドに住むハーフの17歳少年がモノと意志を通じ合うことができるという能力を生かしながら探偵めいた仕事をする、という物語。
1巻しか読んでいないのでなんともいえないが、17歳でアイスランドに住んでいてジムニーに乗るなんてかっこいいだろ、で、そのじいちゃんがアイスランド人のダンディで、若い女性もナンパするなんてファンキーだろ、というようなものの連続で、浅いな、と思う。
いかにも「雲→曇」「行け→往け」と書くような感じ。
なぜか裸で登場する美人やら、ブロンドの美少年やら、まぁ、そういう人がいないとも限らないけれども、いかにもな感じで浅薄に登場し、お約束の振舞いをするばかりで、高く評価すべきところはないと思った。

(No.1117)