マンガばっかり

マンガ批評

コレットは死ぬことにした

★★

幸村アルトの作品。
少女マンガにして、これかい、と思うようなタイトルがいいと思う。
そこで苦手な白泉社のマンガだが頑張って読もうとした。
しかし、読み始めてみると、うん、いいとは思う。
がんばりやさんの薬師コレットが、ふらふらっと井戸に飛び込み、その先では闇の帝王であるハデスとめぐり合い、以降はハデスの私設医師になっていく…
もちろんハデスは単に王様だというだけでなくて若いイケメン。
コレットの天真爛漫さ、まっすぐさに惹かれて、ハデスはどんどん惹かれていく…
もう、1話を読むだけでどういう方向に話が進むのかは分かるし、コレットが一生懸命ないい子だというのもわかる。
そこにデュオニソスやらアポロンといったサブキャラも登場して…
どこがそんなにむかつくのかというと、コレットが本当にいい子で、最高の理想とも言うべき相手に巡り合うところ!
こういう万全な幸せ満開なところ、どうにも堪えられないな。
5巻までは頑張った…

(No.1160)