マンガばっかり

マンガ批評

あした死ぬには、

★★★

雁須磨子が現在執筆中の40代女子マンガ。
映画の宣伝会社に勤める本奈多子42歳。
仕事場での大きかったり小さかったりするトラブル、自分自身の年齢からくる精神的な事件、身体的異変を描いている。
帯では三浦しをんが「ものすごく共感」「うなずきすぎて、私は首が太くなりました」と書いているが、まぁ、そうなのかもな、と思う。
おそらく最大の共感は身体的な変化(にともなう心情)のあたりを指しているのではないかと思うのだが、残念ながら、そのあたりは実感をもって「わかる」ことができなかった。
女性が主人公の作品にも多く共感をもって読んできたのだけれど、まぁ、そういうのはしょうがないな…

(No.1179)