マンガばっかり

マンガ批評

電脳やおい少女

電脳やおい少女(2)
★★★★
中島沙帆子によるメタやおいマンガ。
2003年に第2巻が刊行されているので、2006年の「やおい状況」とは相当に違いもあると思うが基本は変わっていないだろう。
4コママンガとして、似たようなネタがずいぶん多かったと思うが、毎回毎回「やおいとは何か」という注を付けながら連載をしなければいけなかった事情を考えれば、いたしかたあるまい。
新しい文化に対して果敢に切り込んでいけるのはマンガという表現方法の最も有効な方法であり、魅力だと思う。