★★★★
西森博之作品が続くが、最も有名なのがこれだろう。
ヤンキー漫画なのだが、三橋と伊藤は、どこどこ高校をやっつけて、全国一のヤンキー大将になろうなどということを考えておらず、なんとかうまいものが食えないのか、どこかおもしろいところにいけないのか、という普通の高校生のようなことを考えている。
三橋は汚い勝ち方をもいとわない男で、友情に篤いかというとそうでもないところもあり、こういう何もかもが微妙な設定でありながら、それでいて三橋や伊藤のキャラだけはガチッとあるというとてもすごいマンガだと思う。
暴力とギャグが同時進行していくという異色のマンガ。
文庫版で18巻は、かなりのボリュームだったと思うが読了！
（No.1256）
