マンガばっかり

マンガ批評

Billy Bat


★★★★
浦沢直樹による新作。
表紙にも共同制作者として長崎尚志の名前が印刷されていたが、これは初めてではないだろうか?
「20世紀少年」で1960年代を描いたコンビだが、今度はさらに遡って日本の敗戦直後を舞台にしている。
と、1巻までは言えたけれど、そのあとどんどんと話は広がり、また深まり、キリストやユダまで登場!
こんなに大きな設定を作ってしまって本当に大丈夫なのか、とヒトゴトながら思ってしまう。
「20世紀少年」がなんだかよくわからないエンディングになってしまった轍を踏まないで欲しい…