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とよ田みのる、による漫画家マンガ。
『このマンガがすごい！ 2023』の６位にランキングしたことから知って読んだものだが、「マンガ大賞2023」で大賞を受賞したことで、広く存在が知れ渡ったかもしれない。
とよ田みのる、という人が、天才なのは、かねてより認識していたのだが、かなり個性が強いこともあって、あまり読んでいる人も多くないのではないかとも思っていた。
しかし、そんなとよ田が、自分の故郷である伊豆大島を舞台にして描いた高校漫画部のストーリーという、かなり読者も共感しやすい設定であったということもあってか、この「大賞」という事態にいたったのかと思う。
自分が憧れていた幻の漫画家が、実は自分の学校のマンガ嫌いの女教師だった、というビックリから始まり、だんだんマンガらしきものを描けるようになっていくというもの（まだ２巻なので、先は分からない）。
漫画家漫画に失敗作は少ないとは言われていたが、まさかのとよ田による、まさかの傑作！
（No.1340）
