マンガばっかり

マンガ批評

あだち勉物語 あだち充を漫画家にした男

★★★

ありま猛あだち充の実兄であるマンガ家のあだち勉について描いたマンガ。
あだち充のことを、「あれ、あだち勉だったっけ?」と、未だに言い間違えてしまうのは私くらいのものかと思うが、小学館学年誌だかに連載しており、充よりも先に知ったことはたしかだ…
ありま猛あだち勉の弟子で、『連ちゃんパパ』の作者。
ほのぼのしているようで、実はけっこうエグイというのも、さすがに弟子、ということか?
それにしても勉を見ていたからこそ充が育ったのだろうが、ともに全く違った個性がありながらの天才マンガ家だったことは確かなのであろう。

(No.1275)