マンガばっかり

マンガ批評

住みにごり

★★★★

たかたけし、によるマンガ。
会社を辞めて実家で暮らそうと故郷に戻った末吉は、そこで数年来、話をしたこともない兄・フミヤと対面を余儀なくされる。
DVの父と半身不随の母、たまに実家に戻ってくる姉。
そこで幼馴染の森田と再開するが、実はこの森田が… という物語。
こんなことあるわけない、とは、とても言えないのが令和ニッポンなのだが、そういう嫌な予感を感じさせるとても嫌な作品であった(誉め言葉)。
まだ3巻まで読んだだけなので総合的なコメントはしにくいのだが、暗いニュース、暗い未来しか想像しにくい日本に住んでいると、余暇の時間くらい、現実を忘れさせてくれるものが見たいなぁなどと思ったりもする。
年齢のせいなのかな…

(No.1363)