2006-08-13 諸星大二郎自選短編集1・2 未分類 ★★★★★集英社文庫からでている諸星大二郎の短編集。諸星作品は長編よりも、むしろ短編を評価している私としては、ぜひとも日本国民にこぞって読んでもらいたい本。ドゥルーズ・ガタリはかつて自国語を外国語のように使う作家としてカフカを称揚していたが、異文化(外国)をまるで自国のように語る作家としての諸星を称揚したい気になってきた。